このブログは店主が贈る暗号めいたツイートを、ほんの少しだけ説明を加えてわかりやすく解説していくブログです。
今日解説していくのは2013年5月22日のツイートから…
国税局国立醸造試験場の研究データにより作られた「貴醸酒」や「古式生モト造り」。これらのお酒を検証しながら、ヤマタノオロチが飲んだお酒や、平安の貴族が楽しんだ酒の味を想像したりしています。 http://t.co/jgnKNTb5LB
— BAR 玉箒 (@nakagawa1970) May 22, 2013
サラっと書かれているこの文章ですが、実は凄くて楽しい情報が満載です。
目次
写真で見る!どれが古代生モト造りと貴醸酒の銘柄紹介
前のTwitterから写真を取ってきたのでかなり画像が荒いのですが、これが今回のツイートと一緒に掲載された写真です。
まずは銘柄から紹介!↓左から
鶴亀諸伯 新潟県 鶴亀酒造
旧上原酒造の時代に昔の酒造りの文献が出てきました。それを元に広島の国立醸造試験場と協力して復元したのがこの『越後諸伯』です。この写真の一番左が上原酒造時代の物。その隣の箱が鶴亀酒造に変更された時の物です。
貴嬢酒 新潟県 八海醸造株式会社
貴嬢酒 富山県 若鶴酒造(三郎丸蒸留所と同じ会社)
貴嬢酒 富山県 満寿泉
貴醸酒とは?
貴醸酒は、仕込水の全部あるいは一部に清酒を使用して発酵させることを特徴とした清酒です。
国税庁https://onl.sc/xu5RXeC
水でなくお酒で仕込むことで、出来上がった酒の『体力』が上がります。想像ではありますが、冷蔵庫も何もない時代の工夫の一つかもしれません。
『ヤマタノオロチ』はどうして例えで出てきたのか解説
ここでもう一つ気になるのがヤマタノオロチとこのお酒たちの関係性です。
その昔、ヤマタノオロチという大蛇を倒す時に使われるお酒があるのですが、それが【酒で酒を仕込むこと八回】と記されているということでした。つまり、酒で酒を仕込むお酒…つまり『貴醸酒』という事ですね。
あースッキリしたw
こんな感じで140文字の中に隠された凄い話をちょっとだけ解説していきます。
もっと詳しく聞きたい場合は是非お店まで…